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「センスのいらない経営」を読んだ

センスのいらない経営

センスのいらない経営

目次

  1. 「テクノロジー×ビジネス」の視座
  2. 「センスのない会社」の経営戦略
  3. 「やりたいこと」で社会に接地する
  4. 「不確実な世の中」を生き抜く思考
  5. 「エンジニア的人材」になる

メモ、要約

概要
  • テクノロジーIT(分野)で革命が起こっていて、歴史的にはそれには抗えない。
  • ITでは、膨大なログが手に入るので、機械学習で扱うべきで、ネットワーク効果的に差ができる。
  • それ故に、個人のセンスには依存しない時代になってきて、センスに頼るのは脆弱
アプリのグロース
  • ユーザの関心と記事の評価方法の軸
    • スクロール率
    • 滞在時間
    • CTR
  • 直前のログイン時間に応じてコンテンツを変更
  • 季節性と長期サイクルを考慮
事業拡大
  • 「情報のパーソナライズ」というニッチ性か、マスをとってから行くか
  • CMで重要なのは、Gunosyを覚えてもらうことではなく、使いたいと思わさせること
  • ポータル化しようとしたが、アプリは単機能の方がよくてやめた
  • 2018年8月現在、2400万DL
ブロックチェーン
  • 機械学習以外のソフトウェア領域でかつ、市場が大きい
    • ハードウェアはイノベーションに時間がかかり、データも集めにくいので、会社的に美味しくない
  • 合意形成を機械的に行う仕組み
  • 取引費用が下がる
  • 何十年とかかるかもしれないが、急激に変わるポジションがあるはずで、そこに向かえるように情報とお金と人が集まるポジションを取るべき
社内文化
  • 判断と意思決定は異なる
    • 判断は、基準をもとに機械的に下すべきもの
  • 正確な判断より、速い判断
  • トライ・アンド・エラー、データと検証結果の共有の徹底
  • エンジニアとは、自ら課題を見つけ、自分のスキルを使って問題解決できる人
その他
  • 個人では5年後を意識しながら、曖昧でいいから目標設定して走りながら定める