「メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間」を読んだ
- 作者: 奥平和行
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本
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全体的な感想
- カンファレンス等に参加したり、Techchrunchの記事を読んでたら、そこまで目新しい情報はなかった。
- やや時系列的に、山田進太郎さんの学生時代から今までの話が書いてあった。
- 主要メンバーを誘う場面が記載されてるが、サラッと引き込めるぐらいの魅力があるのは凄いなと思った。
気になった箇所
リリース前後の話
- 副業のエンジニアが有効に働けるように、土曜に稼働して、月曜を休みにしてたこと。
- 初日は400ダウンロードぐらいだった。
- 手数が全然足らず、最低限必要な出金機能すらなかった。
日本
- フリルより1年後発ながらも、テレビCM等でアクセル全開で引き離したこと。 ** フリルはすでに手数料を取り、外部の資金を入れずに黒字化していた。
アメリカ
- DL数は伸びてるが、数字面ではまだまだ良くないこと。
- DLが一気に伸びたのは、実は良いことばかりでなかったこと。
- 分析やデータ文化のあるメルカリでさえも、正確な原因がつかめなかったそう。
- ロイヤリティの低いユーザの割合が増え、1週間後の復帰率が悪化した。
- アメリカのCEOの元FacebookのVPは、元々NTTで働いていて、その前後から知り合いだったこと。
- (何の伝手もなく外部から口説き落としたのだと思ってた。)
海外採用
- エンジニアを1000名にする計画があるそうで、海外からの採用を強化する必要があった。
- 最近インド人の新卒採用をしたことが話題になったが、計画が功を奏した結果だった。
メルペイ
- 2016年5月から下準備が始まっていたこと。 ** 時期的には、メルカリアッテをリリースしてすぐぐらいのタイミング。