「SmartNews Recruiting Day in Tokyo」参加してきた
ざっくり感想
- 思ってたよりもGlobal化が進んでいた。
- プロダクトの責任者みたいなのもUSで採用した方みたいだった。
- USでもCMを打ったり、注目もされていて、攻めに行ってる。
- あくまでもユーザの生活や国民にとって情報がどうあるべきかを自問しながら、どう技術で解決していくのかというスタンスの印象を受け、好印象だった。
- パーソナライズも、継続率を上げるためだけでなく、興味はあまりないかもしれないが知るべき情報を提供していきたい話など。
- アメリカの分断への挑戦も良い意味で意識が高い。
- エンジニア中心の会社な印象。
- CEOもエンジニアで、人数的にも半分以上ぐらいがプロダクトに関わる役割の模様。
参加メモ
SmartNews って今どうなってるの?
浜本 階生 (代表取締役社長 共同CEO)
自己紹介
- 13歳からプログラミング
- ローンチはiOSとサーバ
会社紹介
- ビジョン:Deliver th wrold's quality information to the people who need it.
人生が良くなるかどうかは情報に出会えるかどうか
SmartNewの前史
- 2010年から自宅サーバでwebクローラを開発・運用
- 2011年:パーソナライズドニュースリーダCrowsnest(webアプリ)をリリース
- 2012年:スマートニュースをリリース
本セッションで伝えたいこと
- どんな感じ?
- アメリカでも躍進が続いています。日本のTexhStartupとして前例のなり「単一プロダクト」
成長
- DL数
- 2019/2:4000万DL突破
- 2018/5:3000万DL突破
- ランキング
- 2018年、日本で総合3位
- インスタとかメルカリよりも上
- 米国
- 2019年、米国で最も成長が期待されるニュースアプリ
- NiemanLabの記事www.niemanlab.org
- CMも打ってる www.youtube.com
挑戦
- アメリカで進む「分断」
- 保守派とリベラル派が1994と2017年で拡大
- http://www.people-press.org/interactives/political-polarization-1994-2017/
- 分断を促進したと指弾されるインターネット技術
- パーソナライゼーションが「フィルターバブル」を作り出す
- Eli Pariser: イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」 | TED Talk
- SmartNewsの挑戦: "Personalized Discovery"
- SmartNewsがパーソナライズすべきなのは「コンテンツ」ではなく、「良質な情報に出会う体験」である
- お菓子ではなく、栄養バランスのとれた食事みたいなイメージ
- エンジニアリングが直接貢献するプロダクト成長
- ユーザ規模の成長
- 収益規模の成長 => グローバルで戦えるプロダクト開発体制
- さらなる投資、グローバルの挑戦 => UI, UXの洗練など
チーム
- One Product, One Team の哲学に基づくグローバルプロダクト開発
- Jeannie Yang smuleのChiefProductOfficerとして全世界の5000万MAUを牽引
- SFと東京
- Media Guruが率いる米国事業開発体制
- SFオフィス
- エンジニア、プロダクト、マーケティング、メディア事業開発のメンバーを中心に活動
- 近くにYelp, Linkedlnがある場所
- NYオフィス
- メディア事業開発メンバーを中心に、コワーキングスペースで活動
- Go Global(全社イベント)
- 海外の自主渡航制度による海外カンファレンス参加
- 年に2回、事故申請に基づく1週間の海外渡航・滞在費用を会社が負担
- エンジニアを利用率は非常に高い
まとめ
- ニチベイ過去最大の成長を続ける
- 良質な情報を世界中に届けるミッションを技術で牽引
- 挑戦を可能にする最高のチーム
SmartNews におけるエンジニアリングとチャレンジ
和田 拓朗 (サーバーサイドエンジニア)※転職1年目
自己紹介
Takuro Wada (@taxpon) | Twitter
- News Backend
- 2018/9入社
- https://takuro.ws
経歴
- 東大工学部=> 学際情報学府終始
- Hitachi, Ltd
- 金融システムの開発
- 上流から下流まで万遍なく
- Kabuku Inc.
- Styler Inc.
- ファッションサービス・アプリ
- オンラインとオフラインのMixrtre
- RoRとか
- ファッションサービス・アプリ
- SmartNews
- グローバル、技術的に面白い・技術者が大事にされている
- amachangの紹介でランチ
- そのまま選考
SmartNewsにおけるエンジニアリングとチャレンジ
スマートニュースを支える技術
- iOS/AndroidのUI/UX
- ニュースを収集し配信するシステム:機械学習による記事分類、パーソナライズ
- 社内向け管理システム
- 媒体社様向けシステム
- 広告最適化のための機械学習
- 数値分析を支えるDataScience
- 大量のトラフィックを支えるシステム基盤
チーム構成
- 様々54名
- Mobile App
- Machine Learning
- Media Engineering
- News Backend
- Ads
- SRE
- Corporate Engineering
- Data Science
社内での働き方
- Squad体制
- ミッションベースのCross-functionalな組織
- Squadとしての働き方
- 四半期ごとにOKR設定
- スプリント
- Cross-functionalなメンバーで協力しながら開発を進める
- Teamとしての働き方
- 四半期ごとにOKR設定
- Weekly定例
- OKRの進捗確認
- Squadの状況報告
- アーキテクチャとか
- コードレビューも相互に
- 社内横断エンジニアイベント
- 福利厚生
担当業務の紹介
- 9-10月
- 11-12月 NewsBacendScalability
- アーキテクチャの見直し
- ユーザもシステムも増大傾向
- 一部のサービスが肥大化
- 独立可能な機能を分離
- CloudSearchからElasticsearchへ
- アーキテクチャの見直し
- 1月以降:US Engagement
- USユーザのエンゲージメントのための機能開発
- USとJPの混成チーム
USとの働き方
チャレンジ
- Scalability
- 1000万MAU => 1億MAU
- 数万rps => 数M rps
- 社員、エンジニアの数も増加
- Global
- 世界中 Multi-Regional Architecture
- 社内の多国籍化、多拠点化
感じてること
- 優秀な方が多い
- エンジニアも他の職種も、著名な方も多い
- こだわりを持っている人が多い
- オープンなコミュニケーション
- 事故、失敗の対処が建設的
- 個人を責めるのではなく、組織的な解決
- グローバルな環境
- 非日本人が多い
- 英語の使用頻度も高い
- 英語学習をサポートする福利厚生
- 大企業との比較
- 自分の成果が分かりやすく感じれる
- 組織がコンパクトでクイック
- スタートアップ
- 社内が整っている
- エンジニアがエンジニアリングに集中できる
- 事業がグイグイ進んでいく
福利厚生&選考プロセス(コードテストの裏側のこぼれ話も)
大西 航生 (People Operationsチーム 採用担当)
自己紹介
- 2018/4入社
- 運動大好き
選考プロセス
- 書類選考:レジュメ+コードテスト
- 一次面接:エンジニアメンバー
- 二次面接:エンジニアマネージャー
- 最終面接:Head Of Engineering + CEO
福利厚生
- 海外自主渡航
- SmartKitchen
- 専属シェフによるヘルシーなランチ
- 住宅手当
- ジムの利用補助
- 英語学習のサポートプログラム
- 月3万まで
懇親会&オフィスツアー
懇親会
主にバックエンドの方からお話を伺った。
- (主にUSでの)フェイクニュース対策等の取り組み
- パーソナライズ
- 個人情報をほとんど持っていない
- ユーザの行動から年齢や性別等を推定している
- サーバの言語
- インフラ:AWS
- マイクロサービス化を徐々に進めている
- 一部大きなサービスがあって、少しマイクロサービス化が進んでるぐらいのイメージ
- アプリのAPIのドキュメント管理:一部はswaggerで管理
- 日本からUSで働いてるエンジニアは2名ぐらい
- やはりビザの手配が難しそうな印象を受けた
- USのスタートアップで働いていた日本人のエンジニアが東京オフィスで働いている方も
- イギリス人、中国人、台湾人等のバックグラウンドの方がバックエンドチームには所属してるみたい